秋田県でデュエルマスターズを遊んでいるルゥです。
今回は『現行のDMPランキングは即刻廃止すべきである』という自論について語ります。
はじめに
(ある程度の期間の中で)最強のプレイヤーを決める、というDMPランキングの趣旨はベタなものですが、非常に良いものと思います。
また、廃止すべきであるのは"現行の制度"であって、改定されるのであれば大歓迎です。
DMPランキングとは
DMPランキングは2016春のGP4th(新DM期~)からスタートしました。
それ以前にもCSプロモの貰える公認CS(革命編~)はありましたが、ポイントという概念はありませんでした。
現行の制度の問題点
- 都道府県ランキング
- 全国ランキング
- ランキング上位賞
都道府県ランキング
DMPランキングにおける都道府県ランキングとは、『〇〇県に住むプレイヤーが全国の公認CSで獲得したポイントの合計』を競うランキングです。
例えば、秋田県のプレイヤーが岩手県や青森県の公認CSで入賞してもポイントを貰うことができます。
これ自体は本人の頑張り次第と考えていますが、問題は『そのプレイヤーが本当にその県に住んでいるのか?』ということです。
「本当はその県に住んでいないが都道府県ランキング上位者賞が欲しいので自分のポイントでも貰えそうな県に登録している」
現行の制度ではこういった事態が発生しています。
ただ、他人からそう見えたとしても実際には、
「進学・就職して上京したが住所を変更し忘れていた」
「出張が多く、全国各地を転々としているが自宅はその県にある」
「就職後に研修があり、しばらく都市圏でホテル生活をしているが、その後にどこに配属されるか分からないので住所を変更できない」
「実際にその県に住んではいるが県境なので隣県のCSの方が出やすい」
「集計期間の半分以上は都市圏にいたが、転勤で田舎に引っ越すことになったので住所を変更した」
といったことも起きています。これらの事情はどれもやむを得ないもので、特定の個人を糾弾する意図はありません。
ですが、ずっとその地域にいる人から見ると、何とも思わないわけではないというのが実情です。
なぜこのような事態が起きているのかといえば、DMPランキングの制度が現状にそぐわないからであると考えます。
全国ランキング
DMPランキングにおける都道府県ランキングとは、『全国のプレイヤーが全国の公認CSで獲得したポイントの合計』を競うランキングです。
現状では、開催数の多い都市圏で平日・休日問わず毎日CSに出られる人しかスタートラインに立つことはできません。全国上位はGP優勝の12,000ptですら超えています。
平日CSの有無を具体的な数字で比べると以下のようになります。
- ベスト32(50pt) × 毎日 = 350pt
- ベスト8(150pt) × 土日 = 300pt
これも「現状の制度に合わせて最適な動きをするとこうなる」というだけであって、特定の個人を糾弾する意図はありません。
しかし全国ランキングには都道府県ランキングとは大きく異なる部分が2つあります。
それは全国ランキング上位賞の、
- 限定プレイマット (上位100名)
- 全国大会への出場権 (上位16名)
です。
特に『全国大会への出場権』は全国のプレイヤーにチャンスが与えられるべきであると考えますが、現行の制度では実質『関東ランキング』となっており、その地域以外のプレイヤーにチャンスは滅多にありません。
現状エリア予選も再開する兆しはなく、地方のプレイヤーが全国大会を目指す手段は限られています。
ただし、これに関しては栄えている地域のほうがCSも栄えているというだけの話でもあり、一概に制度のせいであると言い切ることは難しいと考えます。
ランキング上位賞
2023年3月頃、ランキング上位賞として《CRYMAXジャオウガ》のサプライが配布されましたが、あれは2022上半期(2022年4月~2022年9月)の上位賞です。
- 2022上半期(2022年4月~2022年9月) 《CRYMAXジャオウガ》
- 2022下半期(2022年10月~2023年3月) 《???》
- 2023上半期(2023年4月~2023年9月) 《???》
現行の2023上半期はともかく、終了済みの2022下半期の上位賞が発表すらされていません。
また、2022上半期からラッキー賞(条件付きランダム300名)が導入され、《ハキリ》のスリーブが発表されていましたが、現状では当選の連絡もその存在も確認できていません。
賞品のデザインや製造が追いついていないのであればそれも発表するべきと考えます。
さいごに
ここまで書きましたが自分は今後もCSに参加し続けます。
ゲーム外でモチベーションを削がれるのは非常にくだらないことであり、どこかで吐き出したくなったのでこの記事を書きました。
これから改善されていくことを願っています。