- 運営: 店舗の方
- ジャッジ: 鈴木
定員32名 スイスドロー5回戦
モリロコとコネのある方のツテで紹介してもらい、地元秋田のバトロコでジャッジができることに。
店舗の方と一緒に運営するのは初めてだったのでそこそこ緊張したが、ジャッジ業務的には無事に終わることができた。
業務後に店舗の方との軽い?トラブルが起きたのだが、、、
はじめに
初回ということで早めに行って店舗の方と業務のすり合わせを行った。
その結果、
- 受付 両名対応
- TCGマイスター管理 店舗の方
- ジャッジ 鈴木
で行うことに。
次回から大会ルールなどもいろいろ変えてやってみましょうと提案できたのは良かったと思う。
EMなら完全にお任せしてもらって大丈夫なのでお店の方の手が空きますよーとかオンラインでデッキ登録できるので紙いりませんよーと宣伝してきた。
開会式
今回は認定ジャッジがいる旨を告知
何かあったらとりあえずジャッジを呼んでくださいと案内
R1 スリーブ不備
対戦相手のスリーブが1枚だけ角折れしているとのジャッジコール
確認したところ、
- 折れていたのは【ケンジ】の《ギュンター》
- 他のスリーブにも消耗っぽい傷あり
だったため、スリーブの消耗だろうとアタリを付けてからヒアリング
鈴木 「スリーブを変えたのはいつですか?」
選手 「正確には覚えていない。前回のアキロコCSのとき?(約3週間前)」
予備を持ってきていないとのことだったので、この回戦は数枚入れ替えて『傷のついているスリーブはあるが、それが何かは分からない状態』にして実施。対戦終了後にスリーブを購入の上、すぐに入れ替えてくださいと再度案内。
スリーブの状態を確認することや予備のスリーブを持ってくる必要があることを注意。
R4 ルール質問 ドラゴンズハイテレスコ
Q. 《最期の竜炎》で99を捨てて《謀遠 テレスコ=テレス》を破壊した場合、《謀遠 テレスコ=テレス》でドローはできますか?
A. できます。捨ててから破壊のため。
後から気づいたけどよくある質問にないっぽい?突撃テレスコとどっちが頻出だろうか。
R4 唱えられない状態
《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》がいる状態でS・トリガーの《AQ NETWORK》から《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》で墓地リセット。
2ドロー忘れてるよと指摘したところそもそも唱えられないことが判明。
墓地を戻してそのまま継続
R5 効果の勘違い
選手Aが《立ち上がる》を唱え、5を選択。次のターン、選手Bが《ボルシャック・アークゼオスNEX》でW・ブレイク。S・トリガーで《理想と平和の決断》を宣言、この時点で選手Aから「"無視する"はどこまで無視されますか?W・ブレイカーも無視しますか?」とジャッジコール。両名ともルールが不明瞭なままプレイしていたことを確認。
テキスト欄に書いてある内容をまるまる無視するイメージと伝え、W・ブレイカーも無視されていることを説明。
手札からシールド2枚をランダムで戻し、さらに無作為化を行った。
無作為化の途中で相手にシャッフルさせたところ山こぼしのミニアクシデントが発生。それ自体はいいが、その後何事もなかったかのように続けようとしていたので、競技イベントではルールに違反してしまった場合はジャッジに申告するように注意。過剰なカードを見たとして警告。
本題に戻り、"無視する"の範囲についてお互いに把握していないままゲームを進行していたため、カードを使用している本人はもちろん、対戦相手も分からないことがあればすぐジャッジを呼ぶように注意。
丁寧に説明をしすぎて解決の手順を理解してもらうまで時間がかかってしまった。
本題とアクシデントの解決に頭のリソースを回し過ぎてペナルティの発行を忘れてた。両者にその他一般?意思疎通もあり?
ツッコんだけど問題なかったこと
《ゴスペル》の能力で唱えた《エンドレス・フローズン・カーニバル》で相手の《天災デドダム》がタップされたが、「『クリーチャーではないカード』って書いてませんか?」と確認。
使用者からの「それシールドゾーンのカードの話です」で解決。ほんますまん。
その《ゴスペル》の攻撃でS・トリガーした《獅子王の遺跡》でマナに置かれた分はアンタップするよーっていうツッコミ待ちしてたけど使用者がちゃんと教えてあげてて良かった。よく勉強してるなぁ。
回戦間の待ち時間
TCGマイスターの操作は店舗の方にお任せしていたが、当日の店舗の混雑がすごく、対応してもらえるまでかなりの待ち時間を作ってしまった。
その間運営卓近くでレジの様子を見ながら待機。その間に話しかけに来てくれた参加者とおしゃべりしていたが、他の参加者から見れば「次回戦まだ?」と思える状況になってしまっていた。
「非常に混雑してるので次回戦はしばらくお待ちください」とアナウンスすることも考えたが、店舗の方にプレッシャーをかけて負担を増やすだけかと考え、ノータッチだった。
『マイクを使った店舗全体へのアナウンス』ではなく、『参加者ごとに小声でアナウンスして回る』が正解だったかもしれない。
今後やっていきたいこと
競技イベントでのマナーが十分とは言えない参加者が目立った。
- デッキシート不備
- 必ずジャッジを呼ぶ
- 観戦マナー
- スリーブの管理
これらを周知するために、初心者講習会や掲示物は効果的かもしれない。
競技性の底上げとイベント規模の拡大を目指すにあたって必ず解決するべき問題なので積極的に取り組みたい。
さいごに
ジャッジシャツは着た方が良い
それっぽく見えるというのは大事だと思う
おまけ 店舗の方とのトラブル
事前に電話で業務内容や報酬についてのすり合わせを行っていた。その際に、「いま決め切れない部分は当日早めに行くのでそこで決めましょう」とこちらから提案。
提案通りの時間に店舗に行き、「本日のデュエマの大会のお手伝いをさせていただきます。ジャッジの鈴木です。大会の担当者さんはいらっしゃいますか?」と声をかけ、対応してくれた方と詳細な業務内容のすり合わせを行った。
電話で連絡をしてくれたのは女性の方だったが、店頭には男性の店員さん2名のみであり、用件を伝えても対応してくれたのはその男性の店員さんだった。電話してくれた人はいないんだなと思いつつも「担当者の方は本当にあなたで合ってますか?」と言うわけにもいかずにそのまますり合わせへ。そういうこともあるかと思い込んでいた。
ジャッジ報酬についてこちらから提案すると「店長に確認してきます」とのことだったので待機。
なんやかんやでそのまま受付の時間になりジャッジ業務へ。
ジャッジ業務終了後、女性の方から「店舗責任者の〇〇です」と話しかけられ、連絡くれた人だと気付いたが、
「早めに来て色々決める予定だったと思うんですが、(あなたが)来ないまま大会始まっちゃってたので挨拶遅れました」
と言われビックリ。
さすがに納得できなかったので色々返してみたが、向こうに折れる気配がないので白旗。
その後、対応してくれていた店員さんが「お騒がせしてすみません」と言ってくれたのが本当に申し訳ない。
最初に「大会の担当者さん」ではなく「〇〇さん」で名指しするべきだった。自分の未熟さ故に起きたお恥ずかしいトラブルであった。